隅田川花火大会(すみだがわはなびたいかい)は、隅田川沿い(浅草、向島周辺)の河川敷において毎年7月最終土曜日に行われる花火大会である。毎年8月に開催される東京湾大華火祭や江戸川区花火大会とともに東京三大花火大会の一つに数えられる。
両国川開き
Wikipediaによると、徳川8代将軍吉宗の時代に、慰霊と悪病退散を祈願する目的で水神祭を行った際に、花火をあげたのがはじまり・・・と。
そういや私が子供の頃の深川ではどこでもお盆になると、川端で仏さまをお迎えに行ってたな。あれが施餓鬼みたいなもんだったのか。千葉に引っ越してきて、どうやってお盆の仏さまをお迎えするんだろとマジで悩んだわ。
1978年に再開。名称を「隅田川花火大会」に。
両国川開きの花火は、明治維新や第二次世界大戦などにより数度中断した。1961年から1977年まで、交通事情の悪化や、隅田川の水質汚濁による臭害等により中断するが、1978年に現在の「隅田川花火大会」に名称を変えて復活し、以後毎年続けられている。
1978年(昭和53年)といえば、私は小学校4年生。
友達と花火を見に行こうと三つ目通りを北上して、本所から駒形手前くらいまでしか行けなかったな。
何しろ久しぶりに再開する花火大会に下町中の人たちが吾妻橋方向へと集まっていたんだ。
川べりにいけなくても、40年近い昔は大きなビルもそれほどないし、スカイツリーなんてあるわけもない。
みんな道端で顔をあげて大きな花火を見ては「たーまやー!」「かーぎやー!」って叫んでだ。大人も子供も。
私が夜空に見上げているものは、花火なのか過ぎた時代の幻なのか。
今年は7月30日
隅田川花火大会公式ページ によると翌日は東京都知事選挙のため、順延はなく中止になるそうな。
あんこを肴にいっぱい。旨い酒と友と。
だからお願い。雨で中止にならないで。